2月16日、日本自動車旅行ホテル協会関西本部は、広報・福祉活動委員会の活動として、第一回普通救命講習会を実施した。
最近の救急活動では、急病人のうちでも、いわゆる呼吸器系や循環器系の疾患で、一刻を争う急病人が増加している。
発病直後のより早い段階に適切な応急手当てが行われる事により、助けることのできる確率が上がっていたと思われる。
こうしたことから、救急車が到着するまでの間に、その場に居合わせた人が適切な応急手当をする事が最も大切。
我々の施設内で、お客様がもしも発病された時にも、大切な人を助けるために、正しい応急手当てを身につけることが必要になる。
平成16年7月から、専門家以外でもAEDという機器を用いて電気ショックを行うことが認められ、AEDを使用することにより、助かる人はさらに増えると考えられている。
当協会は、「公益社団法人」としての国民福祉の増進と環境衛生の向上に寄与することを目的として設立された団体であり、この観点から、人に対する救命措置を会得し、学ぶことを目的とし、今回の講習会を実施した。
講習内容は以下の通り。
■第1部(13:30~15:00)
「応急手当の重要性についての説明」
「AEDの実施要領等、講習及びDVD映像」
■第2部(15:10~17:00)
「AEDトレーナー及び人体模型を使用して、基本的心肺蘇生法の実技」
「三角巾使用による手当方法の実技」
講習会では、応急手当の重要性について・心肺蘇生法・AEDの実施要綱などについての講義のほか、AEDトレーナーを使用しての基本的心肺蘇生法の実技講習が行われ、参加した役員メンバーにより真剣な取り組みがなされた。